バーって聞くと、オシャレなイメージが有ります。スーツで来た人が、1人カウンターでお酒を飲むとかカップルでお酒を楽しむという感じです。バーは、基本的にお酒とちょっとしたお料理が出ます。居酒屋も同様です。では、何が違うのでしょうか。居酒屋は、江戸時代に酒屋が、そこで飲めるようにして肴を出すようになったのが始まりだそうです。現在だと、試飲会とか酒屋さん直営の立ち飲み屋という感じでしょう。一方、外国で発祥したバーは、そもそも客の不正を避けるために、カウンターを作ったと言われています。カウンターってそこでお客様が飲めるだけでなく、トラブル防止の柵の効果もあります。また、当初、居酒屋は、日本酒や焼酎だけだったでしょう。逆に、バーは、ビールやウイスキー、ブランデー等を出していたことでしょう。時代とともに、居酒屋もバーも変わっていき、居酒屋でもウイスキーやブランデー、カクテルを頼むことが出来ます。同様に、バーでも日本酒や焼酎が楽しめるお店もあります。昭和初期と違い、現在の居酒屋では、カウンターがある店も多いです。バーも色々な形態に広がり、ダイニングバーやショットバー等が、あります。起源や由来は、全く違いますが、日本においては、どんどん似てきているのは事実です。ただ、バーは、居酒屋と違って、カクテルの配合やテイスト、ウイスキーやブランデーの氷や水にこだわっているという違いがあります。