バーに慣れていないと、ウィスキーを注文するのもちょっと緊張するものですね。ここでは、バー初心者の方にウィスキーの注文の仕方をご紹介しましょう。まず、ウィスキーの銘柄を決めましょう。つぎに「ストレートで」と頼んだ場合、たぶん「チェイサーはどうされますか?」と聞かれるかもしれません。さて、このチェイサーとは何のことでしょう?ウィスキーを飲む場合のチェイサーとは、簡単に言うと、「追っかけ水」のことです。度数の強いウィスキーをストレートで飲み続けると、身体に良くないので、ときどき水かソーダをはさみながら飲むのが身体にやさしい飲み方なのです。このときの水やソーダをチェイサーと呼んでいます。二日酔いになりにくく、ウィスキーの香りをその都度リセットできる効果もあります。ロックや水割のときにも、チェイサーを頼んでもよいでしょう。ウィスキーを飲むときは、ペースも大切ですね。「ちびちびと」という言葉がありますが、まさにちびちびと飲むのがよいでしょう。最初に香りを楽しんでから、少量を口に含んで、ゆっくりと一杯を楽しみましょう。
今回のお酒の知識は、金沢のバーで教えてもらいました。